
いよいよ2010年の幕明けです。年が明ければすぐに皆様方の頭に思い浮かぶのは「今年の日本IVF学会はいったいいつだろうか」ではないでしょうか。私はそう確信しているのですが。本年は2010年9月18日(土)-19日(日)に大阪国際会議場(グランキューブ)で開かれます。どうかすぐに予定表に書き込んで下さい。
私は本年のテーマを“生殖医療の温故知新”といたしました。その心はIVF-ETがSteptoe&Edwardsにより開発され34年が経過しました。この間にさまざまな新しい技術が開発されました。その中には今や使われなくなった技術もあります。その反面、過去の技術や薬剤が再評価されているものもあります。また従来から海外では利用可能であるにも拘わらず本邦では倫理面からいまだに利用できない技術もあります。さらに以前は見過ごされていた配偶子や胚を扱う人々の問題も社会情勢の変化によりクローズアップされています。このような観点から、技術面のみならず将来の方向を見据えた議論を皆様とともにおこないたいと思いプログラムを組みました。
我々生殖医療に携わる人間が知らなくてはいけないiPSと生殖医療についてこの分野の日本のリーダーのお一人である慶応大学岡野栄之教授にお願いしました。海外からは4人の専門家をお招きしました。PGS/PGDの第一人者Mark Hughes博士(Genesis)、Polscopeで名高いDavid Keefe博士(NYU 産婦人科主任教授)、HMGの再評価についてJohan Smiths博士(ベルギー自由大学)そして次代のゴナドトロピン製剤Long acting FSHについてはKeith Gordon博士(シェリング・プラウ)です。最初のお二人は日本では初めての講演です。
シンポジウムは2題で、卵巣刺激に関する一題と卵巣組織凍結の臨床応用などの最先端ARTを論じていただく一題。そのほかにもディベート2題、将来の日本の生殖医療の展望と胚培養士/エンブリオロジスト問題を取り上げました。ほかにもホットな話題を取り上げております。またエンブリオロジストセッションでも海外の演者を招請するなど積極的な演題構成をおこなっております。
日本IVF学会の主役は参加者のみなさんです。多くの生殖医療に携わる方々にご参加いただき、最新の世界の知識を得ていただくだけでなく、ホットな議論に直接接していただくことで、将来の日本の生殖医療を共に発展させたいと願っております。多数の皆様方のご参加をお願い申し上げます。
平成22年1月吉日
第13回日本IVF学会
大会長 福田愛作
メインテーマ:「生殖医療の温故知新」
会期:2010年9月18日(土)・19日(日)
会場:大阪国際会議場
会長:福田 愛作(IVF大阪クリニック院長)
理事長:森本義晴(IVFなんばクリニック理事長)
共催:日本エンブリオロジスト学会
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